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投稿No.5689
掲載日 2025年1月03日
キツイ仕事だけどそこそこの収入があり、顔が悪いのと平日は金曜日の夜以外は完璧に時間が取れないし、職場に女性と言ったら事務のオバチャン2人しかいないので、女性と知り合う機会がなくて、こういうお店を利用させて頂いてます。
元々、物欲や異性欲というか、彼女欲しいとかあんまり無いほうで、でもセックスみたいな事はしたい。
それで、週に1度、大体は指名している女の子のスケジュールにもよるんですけど180分とか210分のロングでおひとりのオキニを指名していました。
基本的に直接的なエロは実際、あんまり求めてなくて、くっついて一緒に映画みたり、一緒にゴロゴロしたり、勿論、エロい事をお願いする時もありました。
手や口で抜いてもらってって感じで。

ある日曜日だったかな?
その週の金曜日は早く帰れそうだったので、指名の電話をしました。
お店のスタッフさんが
「すいません、Tちゃん、この日はスケジュール埋まっちゃってて、前日とか翌日の土曜日ならお時間とれますけど、如何ですか?」と打診されました。
僕も土曜日なら休みだし、ゆっくり出来そうだなと思って
「では、土曜日でお願いできますか?」とお答えしました。
お店のスタッフさんも
「かしこまりました。土曜日ですと、午後の17:00以降でしたら、今のところフリーですので大丈夫です。」
いつも指名しているTちゃんは24:00ラストなので、20:00か21:00位がいいかなと思い
「では、20:00からの210分でお願いできますか?」と提案しました。
スタッフさんも
「かしこまりました。20:00からの210分ですね?いつもありがとうございます。承りました。では、当日、変更等などお客様のご確認の電話をいつもの様にさしあげますので、宜しくお願い致します。ありがとうございました。」
予約がとれて一安心。
するとすぐに営業用LINEからTちゃんからメッセージ
「〇〇さん、予約ありがとうございます。珍しく週末にお会いできるんですね!楽しみです!土曜日、楽しみましょうね!」
多分、Tちゃんが人気なのはこういう所なんだと思う。
少し冗談を言ったりしてやり取りをした。

金曜日は、仕事も早く終わり、明日、Tちゃんが来るのでいつもよりみっちりと掃除をした。

土曜日、お店から確認の電話が19:00にあり、10分後位にTちゃんから、LINEが来た。
「20:00からお伺いします。宜しくです。今日は〇〇さんでラストで良かったー!楽しみです」
で、自分がまだだったのでTちゃんに
「実は、色々としてたらご飯食べ忘れちゃって、Tちゃんは食べましたか?」と返した。
するとTちゃんから
「それが、私も今までお客さんだったからまだなんです。」と返ってきた。
「僕、ちょっとピザ食べたい気分なんだけど、良かったら一緒にどう?Tちゃんが食べれるなら大きいやつ頼みたいんだあ」
するとすぐに返信が来て
「ピザ!!でも、食べたいですけど、悪いですよ」と返ってくる。
「他に食べたいものある?僕はもうお腹すいちゃってて、Tちゃんの前で1人では食べれないし、お願いだからね?付き合うと思って」と返してみる。
我ながら、こんなに強く出たのは初めてで、嫌われちゃうかなとかもちょっと思ったけど、Tちゃんもお腹空いてるならいいかなともちょっと思った。
「ありがとうございます。ではピザはお任せします。時間も減っちゃいますけど、ごめんなさい。」と返ってきた。
「了解!時間は気にしないでね じゃ、僕の食べたいピザの大きいの注文しておきます」と返した。
何だかんだ時間も過ぎて、そこから宅配ピザを注文したら週末もあって21:30頃だと伝えられた。
Tちゃんはいつもお茶系をのんでいるので、一緒に烏龍茶も注文しておいた。
デリヘルのスタッフさんから電話があり
「今、向かっています。お時間丁度にお伺いできそうですので、宜しくお願いします」
「こちらこそ、宜しくお願いします。お気を付けて」

20:00 ピンポーン
「ごめんください〇〇のTです。」
ささっ、どうぞどうぞ。
「ごめんね、ピザが21:30過ぎちゃうんだって。それまで、コレ良かったら」と言って近所のスーパーでたい焼きを買ってきておいた。
Tちゃんが以前、たい焼きは大好きと言ったのを覚えていた。
さすがのTちゃんも躊躇う事もなく
「わぁ!たい焼きだ!いいの?」と言いながら袋から出し始めた。
「どうぞどうぞ、お腹すいたでしょう?一緒に食べよう」
こうして、テレビを見ながらたい焼きをたべた。
「いつも、すいません。この前もキスだけで終わっちゃって、なんか申し訳なくて」とちょっとTちゃんが気まずそう。
「えっ!?全然、気にしないで。僕がそうしたいからだから、むしろ、こうして自然ぽく振舞ってくれてありがとう。僕、彼女とかずっといなくて、こういう空気感が好きだから、別に絶対にエロしたいとかでもないから、気にしないでね」これは本心。
「〇〇さんって、珍しく本当に優しいですね」と真顔で言われた。
「そうかな?他の人がどうかは知らないけど、僕はむしろ、いつも横に来て楽しそうにしてくれて、ありがとうを言いたいけど」
その内に話題がかわり「〇〇さんって、勿体ないから街コンとか出席されたらいいと思いますよ?多分、〇〇さんの優しい気遣いとか嬉しい女の子、多いと思います。」
なんだかマジっぽい話になってきて
「〇〇さん、後でピザ食べたら、今日はしましょう。私がちょっとそういう気分になりました」
こうして、笑いながらテレビを見ながらピザを食べて、2人でシャワーに行って、2人で気持ちよくなって。
「Tちゃん、ラストなのに疲れさせちゃってごめんね、でも凄く気持ちよかった。今日も来てくれてありがとう。嬉しかった」
とTちゃんを見るとニコニコして
「こちらこそ、いつもね〇〇さんの指名は実は嬉しくて、いつも優しいし、お客さんなのに私より気を使って貰っちゃって、申し訳ないなーって思うんだけど、ついね、甘えちゃってて」とちょっと照れながら話してくれた。
「それなら、良かったよ。そう思ってくれて僕も嬉しいよ」
こうして、楽しい時間がゆっくり過ぎていった。

数日経って、夜、ちょっと暇でTちゃんのスケジュールはどうだろうとお店のHPを開いた。
いつもスケジュールビッシリのTちゃんのスケジュールが水曜日から空欄になっている。
ちょっと気になって、Tちゃんの営業用LINEに連絡してみる。
「こんばんは。今週のTちゃんの予定を確認しようとHP見たんだけど?」と打ってみた。
すぐに返信が来て
「実は、お店を移ろうかと思ってて、連絡しなくてごめんなさい」
その後のやり取りで、どうやら男性スタッフでしつこい人がいると分かった。
いつも時間があるとその男性スタッフはTちゃんに迫っているんだとか。
そこをたまたま別の女の子のキャストが目撃しちゃって、店長にチクって、男性スタッフはクビ、Tちゃんは居ずらくなってしまったと言う訳らしい。
女の子の世界は怖いのだとか。
で、Tちゃんは移るお店を決めて、僕に連絡をしようと思っていた所だったらしい。
「じゃ、どうしよう。僕もTちゃんに逢いたいから、明日の水曜日、もしTちゃんが空いてるなら指名入れたい」と言ってみると
「ちょっと待ってね・・・」そう言って、スタッフに確認してるみたいだった。
「最後だから少し遅くなってもいいんですけど、ラストで19:00から180分が、入ってます。急いで23:30とかならなんとか予約入れられそうです」と教えてくれた。
「そしたらそれで、60分でお願い出来ますか?」まだ電話の向こうで少し音が聞こえてる。
「わかりました。じゃ、その時間で入れておきますね!宜しくお願いします。」
「無理言ってごめんね、宜しくお願いします」と電話を切った。

Tちゃんラス日
「ごめんね、忙しかったでしょ?」少しメイクも溶けてて、髪も直しながら入ってきた。
「こちらこそ、急でごめんなさい。」
お茶を飲みながら、普通にお話しだけしてTちゃんは帰っていった。
この日、帰る前にTちゃんとプライベートのLINEを交換した。
お店を映ったら連絡してくれるらしい。

翌日、Tちゃんはお店を変えた。
来週から行くのだとか。
「それでね、今から〇〇さんの家に行ってもいいですか?」と、Tちゃんが言ってきた。
「いいですよ。でも遅いから、途中まで迎えに行きますよ」と返す。
「でしたら、駅までお願い出来ますか?」
「わかりました。そしたら駅前のスタバに入っててください。そっちに行きます」と返す。
スタバに行くと、いつも見た事のないTちゃんがいた。
上はニットの上にロングコート、スリムデニムに黒のショートブーツ髪のは後ろで束ねてメガネをしていた。
スッキリした服装で、知的で、スタバの男客もチラチラ見ていた。
「お待たせしました。」とTさんの目の前に現れる。
「あ、〇〇さん。全然です、私も今来たところです。」
そこで、一緒に少しお茶をして、家に向かった。
Tちゃんが、少しいつもと違ったのは服装だけじゃないのは、すぐに分かった。
「あの・・・〇〇さん。」少し申し訳無さそうにTちゃんが口を開く
「はい?なんでしょう?」皆目、検討がつかない。
「あの・・・以前、彼女があんまり欲しくないとか仰ってましたよね?」とこちらを伺うような素振りでTちゃんが聞いてくる。
「ええ、まぁ。それはその、自分はモテないし、いつも振られてばっかりだっから」と正直に答えた。
するとTちゃんは、ちょっと目を見開いて
「あの!わたし、〇〇さんなら、〇〇さんがやめろって言うならデリヘルやめても、その、いいかなって、あの・・・」これには驚いた。
「えっ!?」しか出てこなくて
「あの、今すぐに返事とかじゃなくて、その、お友達?とかでもいいかもですけど、その・・・」と今度はTちゃん、言い終わる前に下を向いてしまった。
僕は察した。モテない男でも、これは僕から言わないとダメだとおもった。
違って恥をかいてもいい。
「ツバキちゃん、僕、ずっと君しか指名してない。ああいう事するならツバキちゃんしか考えられなかったし、ずっと指名してて、いつももっとツバキちゃんと一緒にいたかった。もっと一緒に時間を過ごしたかった!僕の彼女になってください!」思い切って言ってみた。すると
「あ、あああ!ありがとう!〇〇さん!わたしも!わたしも!」
この時程、ツバキちゃんを抱きたいと思った事はなかった。
ちょっと乱暴だったかも知れない。
無我夢中でツバキちゃんにキスをして、無我夢中でツバキちゃんの服を脱がして、ツバキちゃんの肌、香り、声、温もりしか頭になかった。
欲しくて、欲しくて、どうしようもなかった。
多分、苦しいくらいに抱きしめて、息が出来ないようなキスをして、夢中でツバキちゃんを欲した。
終わって、ツバキちゃんを抱きしめた。
段々、鳴き声をあげてツバキちゃんはなきはじめた。
ひとしきり、泣いてるツバキちゃんを離さないように抱きしめていた。
「〇〇さん、ありがとう。こんなに真剣に私なんかを欲しがって貰って、嬉しくなっちゃって、泣いちゃった。」ちょっと照れながらツバキちゃんがいった。
「僕もつい、周りが見えなくなっちゃって、つい必死になっちゃって、ごめんね?痛くなかった?痛くしてたら、ごめんね」
するとツバキちゃんは
「うんん、むしろ嬉しかった。お店だとね、わたしもこんな感情になれないし、彼氏ね、私も作らなかった1人だから、〇〇の事も少しわかってたから」
こんな話しをしながら30分くらいベッドでくっつきながらおしゃべりしていた。
2人とも下半身に出た精液がガビガビになり、気持ち悪いねと2人でシャワーに行った。
ツバキちゃん、本当はキヨミさん。
僕は孝之。
キヨミさんは、僕の彼女になってくれて、風俗は辞めた。
元々、買い物中毒になりかけて、借金返済でデリヘルを始めたらしい。
だけど、借金を返し終わってもお金がいいので、イマイチ辞めるタイミングを外していたんだとか。
今は、僕の勤めてる会社の近くに2人で引っ越して、キヨミさんはホームセンターで社員として化粧品売り場を任されて働いている。
僕も、なんだかんだキツイ仕事を辞めて、いまはイベントホールの受け付けで働いている。
これからは、キヨミさんとの時間を大切にしたいし、いずれはキヨミさんとなら結婚したい。
キヨミさんじゃないと、僕を理解してくれないし、僕もキヨミさんじゃないと、キヨミさんの笑顔じゃないと色々と休まらないから。

キヨミさんは
「孝之さんだけだったよ、ただ普通におしゃべりして時間が過ぎても怒りもせず、優しく接してくれてたのは。だから、私も孝之さんはちょっと他のお客さんとは一緒に思えなかった。特別だった。今考えると期待もしていたかも」
僕は、変かも知れないけど、デリヘルだからとか、風俗の子だからとかは嫌だった。
だって、普通に女の子だし、こんな綺麗なキヨミさんと部屋で2人きりで楽しくお話ししたり、出来るだけでも嬉しかったから。
だから、普通に、できるだけ普通に接したかった。
それだけ。
でも、それが良かったんだって、分かった。
でも、すぐにキヨミさんがちょっとキツイ顔をして、こう言った。
「絶対に他の女の子にしたら、許さないから!孝之さん殺して、私も死ぬから!」
ああ、もうプロポーズしようかな。

キヨミさん、本当に出会えてくれて、ありがとうございます。
僕、頑張ります。
だから2人で幸せになりましょう!
辛い時は、キヨミさんの前で泣きます。
嬉しい時はキヨミさんと喜びます。
喧嘩したら、2人が納得するまで話し合いましょう。

僕は、キヨミさんが大好きだから、ずっと僕の傍にいてください。

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