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初めての風俗体験から一週間ほど経った頃。
早くもまたイキたくてウズウズしている自分がいました。
で、正月の帰省から札幌に戻った私は早速風俗情報誌を購入し、その日一日は雑誌と睨めっこ状態。
なにしろ、すすきのは東京以北最大の歓楽街ですから風俗店の数もハンパないのです。

その中から、
1.年の近い
2.乳は大きくても小さくても良いが、デブはNG。
3.身長は低め。できれば155センチ以下。
4.早番出勤。
5.素人っぽさよりもプロの技を味わいたい。
などの条件を兼ね備える嬢を見つけるは難しくでもとても楽しい時間でした。
顔に関しては、一部の顔出し嬢以外はだいたい口元か目元、あるいは全部を隠しているので、直感と運まかせです。
で、何人かピックアップした頃はすでに深夜近くになっていました。

正月休みもあと一日。
その日、最後の休日を有意義なものにするべく、早起きして出掛ける準備を整えると、時間を見計らって午前中の、人もまばらなすすきのへ出陣。
公衆電話から、ピックアップした五人に出勤確認の電話掛けをします。
できればその日の最初の客になりたいので、相手が見つかればすぐに駆けつけられる距離から電話掛けするのです。

結果、運良くリストのトップに名前のあった二十三歳のMHちゃんが「本日出勤」とのこと。
「十分で行きます」と言って受話器を置きました。
つい一週間前の風俗初体験の時とはうって変わって心臓バクバクの緊張状態で、受話器を置いたあとも足元がフラフラしました。
やはり、連れて行ってもらうのと自分から行くのではモチベーションが違いますね。

ついに風俗街へ一人で足を踏み入れた私は先日のデカい風俗ビルを尻目に目的の小さなビルの地下へ。
目的の店のドアを開けるとすぐに受付があり、小窓からおばちゃんの声が聞こえました。
「いらっしゃ～い」
「あのぉさっき電話で……」と私が名前を言いかけると
「はいはい、MHちゃんね。45分一万円プラス指名料千円」
と言われ一万一千円を支払いました。
案内された待合室は、なんと一畳ほどの狭小スペースで、なんともいえない非日常感。
先客はいませんでした。

五分と待たずに案内され、ご対面したMHちゃんは丹念に下調べしただけに体型などはほぼ合格点。
顔は雑誌では半分隠していたので賭けでしたが、凄く好みではないが普通にキレイな感じ。
薄幸美人という言葉が似合う感じです。
雑誌によると二つ年下でしたが、漂う雰囲気は「お姉さん」。
嫌いじゃない、というかむしろ大好きです。

「はじめまして。MHです」という彼女に手を引かれて部屋に行くとそこもまた、シングルベッドひとつでいっぱいの狭小スペース。
先日の店とは違い、浴室も見当たりません。
まさに「それをするためだけの部屋」という感じです。
はじめは少し気だるい感じでしたが、少し話をするとだんだんと調子が出てきたのか、私の話で笑ったりしてくれてその笑顔は普通のOLさんのようでした。

「じゃあシャワー浴びようか」と言われ、驚いて部屋の中を見回す私の手を笑いながら
「ここってシャワー外なの」と引っ張って部屋の外へ。
またも狭小スペースに狭い浴室が並んでおり、二人入ればキツキツのシャワー室で身体を洗ってもらいます。
このとき初めて彼女のハダカを見ると胸はAカップぐらいだけど乳首は大きめで色は濃い茶色。
股間を覆うヘアはけっこう濃い目でした。
なんだか妙に生々しくてエロいです。

部屋に戻ると
「じゃあ仰向けに寝て」と言われたので仰せの通りに。
キスから始まり乳首舐め、全身リップから裏返しにされて背面リップ（というかどうか知らないが）、そしてなんと足の指まで丁寧に舐めてくれ、これがまた気持ち良い。
フェラチオは年末の嬢とは違い、MHちゃんのは実に丁寧で「これぞプロの技」というほどのテクは感じませんでしたが、じっくりと玉まで舐めてくれて十分に満足でした。
最後はシックスナイン。
初風俗のフィニッシュがシックスナインだったせいか、この頃の私は最後はシックスナインでイクものと思っていました。
（私自身シックスナイン好きなので良いのですが）
というか、実際にそういうものだったのかも知れません。
この頃（98年前後）はまだ「素股」という技自体、すすきのではそれほど一般的ではなかったように思います。

数分後、シックスナインでMHちゃんの卑猥なお○んこを堪能しながら口内に大量発射して終了です。

MHちゃんとはこの後も月イチペースで三回ほど会いました。
プレイ内容はずっと一緒でしたが、会うたびに仲良くなりました。
今にして思えば、上手くやればここに投稿してくる方々のように挿入までいけたのかもしれませんが、当時の私はヘルスで本番など考えたこともなかったので毎回シックスナインで大満足でした。

その後、風俗情報誌が愛読書になった私は、雑誌に載っていたとある嬢にひと目惚れしたためMHちゃんとは疎遠になりました。
しばらくしてまた会いたくなって調べてみましたが、店自体がなくなっていたこともあって結局MHちゃんには二度と会うことはありませんでした。
「どこかで熟女ヘルス嬢として復活していないかなぁ」と、つい考えてしまいます。